私立大学の学費・受験料・授業料 4年間
私立大学は「お金がかかる」というイメージがありますが実際にはいくらかかるのでしょうか。
文部科学省が調査した平成26年度のデータがありますので紹介します。
私立大学 入学金・授業料等
調査学校数 私立大学 578校で調べています。
- 授業料 864384円
- 入学料 261089円
- 施設設備費 186171円
平成26年の私立大学の入学年にかかる平均金額は、授業料、入学料、施設設備の合計で1311644円となります。
私立大学 4年でかかる金額
学費だけを見ると864384円×4年間で3457536円かかるわけです。
私立大学 学費(4年間)平均 864384円×4年間で3457536円
入学金は初年度のみですが毎年施設設備費もかかります。186171円×4年間で744684円。
入学金261089円+授業料3457536円+施設設備費744684円で4463309円が私立大学4年間でかかる金額になります。
ちなみに国立大学の平均額は4年間で約240万なので私立大学の方が4年間で約200万円高くなります。
詳しくはこちら
私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査結果について
もちろん平均値なので各大学によって金額は異なりますが、平均で入学時には入学金、授業料、施設設備費で約130万円、その後は毎年授業料と施設設備費で約100万円かかるという事です。
上記の数字は調査大学578校の平均値ですが、大学は学部によって大きく授業料が異なるので学部別の授業料も紹介します。私立大学は学部によって大きな違いがあるのです。
私立大学 学部別の授業料
- 文科系学部 746123円
- 理科系学部 1048763円
- 医歯系学部 2737037円
- その他学部 951119円
実際の金額で見ると私立大学に進学するという事は、かなりのお金がかかるという事がわかりますね。
国立大学の場合、入学金は変わりませんが授業料が約50万円、施設設備費のかからない大学が多いので国立と私立で年間で50万円ほどの差がでる事になります。