国の給付型奨学金 内容・基準2018
国が給付型奨学金を創設しましたのでこれについてのニュースをここではとりあげます。
給付型奨学金とは、いわゆる返済しなくてよい奨学金の事です。
返還が要らなくなる給付型の支援を首相が表明しました。これは今、大学の奨学金を借りて、その後、返済不能に陥る若者が多いという問題を受けて創設されることになりました。
近年の奨学金の返済で苦しむ若者を減らそうと、国の奨学金を運営する独立行政法人・日本学生支援機構が新設した制度です。
もちろん大学進学希望者が全員、給付されるわけではなく家庭環境や高校から推薦を受けるなどの条件が設けられています。
給付型奨学金の内容
- 給付額は月2万〜4万
- 対象者は22000人見込み
- 2018年から開始予定
- 高校時の成績が5段階評定で評定平均4.3以上
高校が対象者を推薦する目安とは?
1 各校の教育目標に沿った高い学習成績
2 教科以外の学校活動などで大変優れた成果
高校は学力や課外活動を基準としつつ、面談などで学習意欲や生徒の人生設計を確認すること、また基本的に1、2年生時の成績や課外活動を判断材料とするという事が、各高校に推薦目安として通知されたそうです。
また、児童養護施設出身者については、実質的に条件を設けず、各校の配分枠に関係なく推薦できるそうです。
昨年は7月下旬まで推薦を受け付けたとの事ですので2018年度も同じぐらいになるようですね。
詳しくはJASSOのホームページへ