国立大学の学費・受験料・授業料・生活費
国立大学の学費や、入学金、授業料、生活費等大学でかかるお金に関することについてまとめました。
国公立大学は私立大学より安いといいますが学費等どのようになっていて4年間でどれくらいお金が必要になるのでしょうか。
平成26年時点なので情報が変わっている場合もあります。
2004年からは国立大学は法人化されています。
国立大学の検定料(受験料)・入学料・授業料は、国営時代は大学・学部にかかわらず一律でした。ただ、法人化後は国が定める範囲(標準額の上限+20%、下限なし)で大学が自由に決められるようになっています。しかし、実際には、全国86大学の多くが標準額のままです。
ここでは例外の大学をのぞいた多くの国立大学の金額をのせますね。個別大学の授業料等はかならず個々の大学で確認してください。
受験料(検定料)・授業料・入学金 2018年
受験料(検定料) 17,000円
入学金 282,000円
授業料(1年分) 535,800円
国立大学 4年でかかる金額
17000円+282000円+(535,800円×4年)=2,442,200円
4年間で入学金と受験料あわせて合計で約244万円の授業料がかかりますね。
つづいて生活費をみてましょう
国立大学 生活費
平成22年の学生生活調査結果をみてみます。これをみると国立大学の平均的な生活費がわかります。
国立大学(自宅通学)
- 授業料 50万2900円
- その他学校納付金 1万700円
- 修学費 5万5700円
- 課外活動費 4万3100円
- 通学費 10万2900円
- 食費 10万4900円
- 保健衛生費 3万9500円
- 娯楽・嗜好費 13万2100円
- その他の日常費 9万3800円
国立大学の自宅通学1年間合計 108万5600円
国立大学(下宿・アパート)
- 授業料 51万1900円
- その他学校納付金 6100円
- 修学費 5万2900円
- 課外活動費 4万9200円
- 通学費 1万3700円
- 食費 27万7100円
- 住居・光熱費 51万1700円
- 保健衛生費 3万8600円
- 娯楽・嗜好費 14万5900円
- その他の日常費 10万2700円
一人暮らしの国立大学学生の生活費1年間合計 170万9800円
これを4倍したら生活費がわかりますね。授業料もこれには含まれているので、全額だすには更に入学金と受験料を足してみます。
平成22年といった少し前の金額なのでもう少し金額に変化があると思います。
自宅通学生の4年間の総額 約464万1400円
一人暮らしの4年間の総額 約713万8200円
国立の自宅通学生でも500万弱は4年間でかかるということを思うと、やっぱりある程度お金を用意していないと後であわてることになりそうです。